牧師の熊谷です。
コロナ禍で減っていましたが、キリスト教主義の学校や大学の礼拝に招かれて、メッセージをすることがまた増えてきました。京都市内にある日本基督教団の教会ということもあり、同志社系列の学校や大学の礼拝にはよくお招きいただきます。教会の礼拝とは違い、学校や大学でお話する時はとても緊張します。学生さんたちに聖書やキリスト教が全く関係のないものではなくて、実は人が生きる上で大切にしていくことが聖書にはたくさん書かれてあるのだよ、と毎回頭をフル回転させてメッセージをしています。

先日は、同志社香里中学で、学ぶことについて聖書と少し絡めながらお話してきました。中高時代は決して「良い子」ではなく、落ちこぼれで問題児であった私がいかにして、学ぶことが大切なんだと教えてもらったのか、自分の経験を通してお話してきました。
学校での礼拝にお招きいただく度に、何を話そうか悩み苦しむので、いつも「引き受けなければ良かった…」と思うのですが、学生さんが顔を上げて真剣に聞いてくださる姿や新しい出会いに力を与えられます。
「教会に初めて来ました」という方の中にも、キリスト教主義の学校に通っていましたという方もたくさんおられ、キリスト教に親しみを感じてくださる方がおられることを嬉しく思います。
今後はもっと教会と学校がつながり、イエス・キリストが伝えられたことをたくさんの人と分かち合い、互いを大切にし合えるようになったらと思います。